事業紹介❼ 第1事業部|大型案件をリードし、技術をリードする役割を担う第1事業部のチャレンジとビジネスの醍醐味

2025/12/18事業

木島 康行

第1事業部
事業部長

ーー 最初に第1事業部のミッションを教えてください。

木島 第1事業部は、当社において大型案件をリードする事業部です。当社の母体となった旧3社と今年(2025年)4月に一緒になった旧高木システムは、中堅・中小規模のお客様が中心で中規模案件が大半でしたから、大型案件は当社にとって今後の成長に欠かせないチャレンジングな領域です。当事業部はそこにフォーカスしています。

それともう1つは、大型の案件ではDX・モダナイゼーションに関わることがほとんどで先進技術を求められることが大半ですから、当事業部は技術をリードしていくという大きな役割も担っています。

ーー 第1事業部のビジネスは順調ですか。

木島 目標はクリアしています。とは言え、当事業部の領域はお客様のご依頼に基づくシステム・インテグレーションですから、いろいろなことがさまざま起こり、それを一歩一歩解決しながら前へ進んでいる感じです。

ーー それは順調に進むこともあれば、そうでないこともあるということですね。

木島 その通りです。しかしどのような経験であっても当社にとって大切な経験であり、貴重な知見になると考えています。

ーー 大型案件の難しさはどのようなところにあるのですか。

木島 1つのシステムを完成させるまでにさまざまな局面があり、お客様とも長いお付き合いになります。そうした中で、細かいところまですべてを詰めてお客様と同じ方向を向くのは、言葉で言うのは簡単ですが、なかなか難しいテーマです。当社が大型案件の受注に乗り出してからは、その難しさの克服をテーマの1つとして、取り組んできたと言えます。今はいろいろな経験を積んだメンバーも増えたので、軌道に乗り始めたと感じています。

ーー では、大型案件の醍醐味は何でしょうか。

木島 売上面で当社の成長に貢献できることはもちろんですが、大型案件はお客様にとって重要なシステムであり、そのお客様のビジネスに直結するシステムに関われることが大きな喜びであり、醍醐味です。そしてプロジェクトが予定どおりに成功すれば、お客様との絆を一層深める契機となり、私どもの大きな財産になります。

もう1つは、大型案件はメンバーの成長を促すまたとない機会になるということです。エンジニアの成長には現場での実践経験が欠かせません。その機会を大型案件は多面的に提供してくれます。

ーー 第1事業部は「先進技術の第1事業部」と社内で言われてますね。

木島 メンバーもそれを自負していますし、自分たちの成功のためだけではなく、クレスコ・ジェイキューブ全体の技術のレベルアップに貢献する気概をもっています。
最近では、「ChatCube」という生成AIツールを開発したのも第1事業部のメンバーですし、取り組み中の案件でも技術的なチャレンジをいろいろと実践しています。

ーー 木島さんが今注目している技術は何ですか。

木島 生成AIとReactです。生成AIは言うまでもありませんが、その中でもAIエージェントに注目しています。これを利用して、お客様の業務システムをどのように革新して改善するかを、ずっと考えています。Reactは、過去の案件で高い有用性を確認できたので、適用範囲を広げることがテーマです。

ーー 木島さんは旧アルスの所属でしたが、旧3社が合併してどのような変化と効果がありましたか。

木島 これはもう明快で、アルスでできなかったことがクレスコ・ジェイキューブになってできるようになったということが非常に増えました。今の社員数はアルス時代の約6倍、技術も多種多様に広がりましたから、お請けできる案件が大きく広がりました。だから、お客様と打ち合わせをしていてもいろいろな可能性や夢を語り合えるので、面白いですし、楽しいです。

ーー 第1事業部の事業部長として、そして執行役員として、目下のテーマは何ですか。

木島 会社全体の人材の底上げです。今は40代、50代が第一線で活躍していますが、いずれは退職して若手に後を譲ります。それは避けられないことなので、20代、30代の人をどう育て、会社の戦力アップにつなげるかが大きなテーマです。

ーー それについて、何か考えていることはありますか。

木島 若い人たちの間で、自分でテーマを設定して自ら取り組める人と、そうでない人の違いがはっきりしてきたように思います。また、ライン(管理職)をやりたいという人が少なくなってきました。会社の期待に応え、それを超えるような人を育成するには、若い人たちの気持ちを尊重しつつ考えや思いをよく聞き、そして私の考えや思いも率直に伝えて、コミュニケーションを絶やさないことが大切と考えています。

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