環境に配慮したオフィス

オフィスらしくないオフィスを作ろう!

当社では、合併する3社が集結する新しいオフィスの構築プロジェクトを2022年5月にスタートさせました。

当初、どのようなオフィスを作るか、メンバー間でさまざまな議論が起こりました。そしてそのテーマの議論はいつも、新しいオフィスを作ることは、新しい仕事スタイルを構想することにほかならず、それは結局、「オフィスらしくない快適なオフィスを作ろう!」ということに帰着していました。

人はオフィスで多くの時間を過ごします。しかし時間の密度や流れ方は人それぞれに違います。シーンで見ると、一人でタスクに集中する、チームメンバーと打ち合わせる、多くの人とディスカッションをする、あるいは、ちょっと息抜きをする、など。プロジェクトでは、そうした多様なシーンのそれぞれで、どうあれば社員が快適に過ごせるかが議論のテーマになりました。

プロジェクト・メンバーが考えた新しいオフィスのコンセプトは、次の2点でした。

・居心地のいい空間
・環境に配慮したオフィス

居心地のいい空間

人が「居心地がいい」と感じるのは、色合いや自然、肌に触れ目にしている家具・什器などの形状・質感と言われます。そしてオフィスでは、仕事の性質・目的にあわせて機能的で過ごしやすい空間であることも求められます。

色合いについてはノルディック・カラー(*1)を採用し、緊張をときほぐし、幸福感とリラックス感が得られる配色を選択しました。自然についてはバイオフィリア(*2)概念に基づくインテリア・グリーンを採用し、オフィス内の各所にプランターや植栽を配置しました。そしてこれらと選び抜かれた什器・オフィス家具などを絶妙に配置することで、広々とした清々しいオフィス空間を作り出しました。

社員は今、仕事の性質と気分にあわせて、ソファー席や個席空間、立ち机などさまざまな形態のフリーアドレス席を活用して、思いのままに仕事をしています。

環境に配慮したオフィス

新しいオフィスの構築にあたって、プロジェクトのメンバーが最初からこだわり続けたのは、「環境に配慮したオフィス」でした。環境への配慮は、クレスコ・ジェイキューブの経営方針であり、それをオフィスでも実現したいという思いがメンバー間で共有されていました。

取り組んだのは、新しいオフィスで使用する什器、インテリア、植栽、床材、壁材などに、可能な限り、環境にやさしい素材・材料を使った製品を採用するということでした。

たとえばオフィスの床材に採用した製品は、年間約1トンの温室効果ガスの排出を削減します。これは40年生の杉の木、約116本分の年間CO2量吸収量に相当します。

またお客様を迎えるエントランスには、オチャノキプロジェクト(*3)の考えに基づくオチャノキの造木を植栽として配置しました。

さらに、社員が休憩したりちょっと打ち合わせをするための空間には、CO2ニュートラルでリサイクルも可能な籐素材の家具を配置してリラックスできる空間を演出しました。このほか、社員が自然と集まるように導線設計された空間には小枝や樹皮などの農業廃棄物素材で作られた丸テーブルやランプシェードを配してカジュアルなフリースペースを作っています。

多様な仕事スタイルを可能にする、環境に配慮した新しいクレスコ・ジェイキューブのオフィスは、2022年10月3日にオープンしました。

*1 ノルディック・カラー
長い冬を過ごす北欧の人々が、室内での暮らしをより心地よいものにするためによく選ばれている柔らかい色味

*2 バイオフィリア
バイオフィリアとは、生命や生き物、自然を表す「バイオ」と愛好を意味する「フィリア」を組み合わせた造語で「人は自然とのつながりを求める本能的欲求がある」という概念

*3 オチャノキプロジェクト
休耕地となった茶畑のオチャノキを再活用するプロジェクト。活動は全国的に広がっています。

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