
R・A
第4事業部
ロジスティクスシステムソリューション部
入社5年目になるR・Aは、大学時代、旅行業界への就職を志望していました。しかし就職活動をしていた時期は、新型コロナの真っ最中。そこで志望先の業種を変更し、旅行業向けのシステムを幅広く手がけるエヌシステム(当社の前身)へ入社しました。
「IT業界は、業種としての伸びしろがとても大きく感じられ、魅力的に映りました。新しいことに挑戦するのは元々好きでしたので、トライするなら今と思い、応募しました」
新人研修ではJavaを学びました。大学は文系だったので言語やシステムの仕組みに触れるのは初めての経験です。
期待しつつ受講しましたが、「研修中は気持ちが挫けそうなことばかりでした」と、R・Aは振り返ります。
「最初は基本的な概念を身につけるのがとても難しく、とくにオブジェクト指向などは何のことがさっぱりわからず戸惑いました。プログラムもどのような順番で書けばよいのかまったくわからず、焦りと困惑ばかりの毎日でした。
Javaという言語が何となくわかりかけてきたのは3カ月後の新人研修が終わる頃で、チームに分かれてメンバーと一緒にシステムを作った時でした。その時に、プログラムの書き方とシステムの仕組みが少し掴めた気がして、うれしかったことを覚えています。
その後、部署に配属されてからは先輩たちに教えられつつ、自分でもあれこれ手を動かしてJavaやシステムの仕組みに慣れていきました」
現在は大手物流企業のシステム改修プロジェクトの中で、主に設計とテストを担当しています。Javaのほかに「SQLを使う作業が多くなっています」
R・Aは入社以来、物流業のさまざまなシステムを担当してきました。多くは大手物流企業の顧客企業の倉庫システムや配送システムなどで、顧客の要件に合わせて改修したり新規構築する仕事でした。
R・Aは入社1年目から顧客企業との打ち合わせに書記として同席してきたので、物流業務の流れや物流用語にも早い段階から慣れてきました。しかしそれでも「物流の仕組みや用語は難しいと感じます」と漏らします。
当社では、大手物流企業の理解を深めるために「顧客勉強会」を月1回のペースで開催しています。参加者は毎回、プロジェクトに関わる30名ほど。R・Aはその中で、物流業界全体の動向について発表したこともあります。
R・Aは現在、4人の後輩とともに仕事をしています。その後輩たちの仕事ぶりを見ていると“自分も同じようなところで躓いていたな”とか“このあたりで迷ったな”と思い出すことが多いそうです。
「後輩の模範となる先輩でいたい」ーーR・Aは最近、そう思うことが増えたと言います。
「私自身の入社以来を振り返ると、よい先輩たちに恵まれて仕事をしてきたという思いが強くあります。わからないことがあると辛抱強く待っていてくれたり、迷っている時は適切なアドバイスをくれたり、ずいぶんと助けられてきました。私も同じように後輩たちの模範となる先輩でいたいと思っています」
これまでに、当社の社員なら自由に利用できるUdemyで「新人指導の全てが学べるOJT大全」を受講したこともあるそうです。
R・Aは、自身のキャリアとしては「技術のスペシャリスト」を目指しています。仮に、将来マネジメントを任されるようなことがあっても、「知識とスキルが伴わないと、うまくマネジメントできないのではないか」との思いがあるからと言います。
R・Aは入社してから3年たった頃に、新規のプログラム開発を担当したことがあります。
「倉庫システムの新規案件でしたが、画面プログラムをJavaで書いた時に、Javaのポイントがとてもよくわかったような気持ちになり、その後の仕事が非常に楽しくなりました。それが自分のターニングポイントだったと思っていますが、自分の成長が実感できて、とてもうれしかったことを覚えています。これからも開発の案件があれば、どんどんチャレンジしていきたいと思っています」
My Hobby・My Interest

バスケットボールを小学生の時から中学、高校、大学と続け、今も社会人チームに所属してプレーを楽しんでいます。ポジションはフォワード。攻めと守りの両方を担うポジションです。瞬時の的確な状況判断と機動力が求められる役割だと思っています。

